今回は一番分かりやすい,凡例のフォントの色を設定するアトリビュートです。
別名
legend_font_color
はそのものずばりを含んで4種類。基本的に省略できない感じです。
legend_font_color
legend_font_colors
legendfontcolor
legendfontcolors
色の指定方法
色の指定方法は大きく分けて
- 色名指定
- 色コード指定
の二種類があるようです。
色名での指定方法は,文字列,シンボル型どちらでもいいようです。
使える色名の一覧は, using Plots
と同時にimportされる Colors
モジュールを使って
keys(Colors.color_names)
ぐらいで取り出せるかと思います。
説明が面倒になったので,実例を示します。
using Plots gr() color_params = [ "red", # 色名の文字列で指定可能 :green, # 色名のシンボル型でも可能 colorant"#0000ff", # Webで使われるRGBの2桁16進文字×3の設定方法 RGB(0.0, 1.0, 0.0) # RGBそれぞれ0~1で指定する方法 ] param_labels = [ "red string", "green symbol", "blue colorant", "green RGB" ] plts = [plot(sin, legend_font_color=p, label=l) for (p, l) in zip(color_params, param_labels)] plot(plts...; layout=(2, 2)) savefig("legend-font-color.png")
色の指定方法にはRGB
以外も色々あるようです。
Colors.jlのドキュメントを参照されたし。
Subplotのアトリビュートなので,
plot!
を使わない限り凡例それぞれの色を変えることは不可能ということもあり,
デフォルトの色から変更して利用することはあまり無さそうな気がします。私にとっては。