ujimushi(@旧sradjp(15364))の日記

旧スラドの日記の引越先です

Plots.jlでオプション指定を使い回す方法

Julia言語のことでも基本的に自分のために書いている「日記」でしかないこのblog。 たまには初心者的な方にも役に立つ事を書いてみるといいながら,よく忘れるので書いておく備忘録。

Plots.jlのGRバックエンドはサイズを大きくしてもフォントのサイズが自動的に大きくなるということが無かったりして, グラフのサイズが大きい時用のフォントサイズ指定や, タイトルや凡例だけは日本語フォントにしたい等,使い回ししたい時はよくある。

そういう時には,名前付きタプルを使うと便利である。

# using Pkg
# path_env = "/home/ujimushi/test"
# Pkg.activate(path_env)

using Plots
import GR
gr()

my_options = (titlefontfamily="ipag", legendfontfamily="ipag", 
              titlefontsize=30, legendfontsize=20,
              guidefontsize=20, tickfontsize=20, size=(1600, 1200))

plot(sin; title="タイトル", label="凡例", my_options...)
savefig(joinpath(path_env, "test_options.png"))

上記の例だと,サイズを(1600, 1200)と大きくしているので,それに対してフォントサイズを 変えるオプションをまとめて指定している。

こういう オプションのセット をいくつか用意しておくと,いちいち入力する手間が 省けて便利である… と忘れっぽい私自身に向けて言っておく。

一度利用したソースのx要素やy要素,plotを消すと名前付きタプルになるので, 再利用しやすいと思われる。