Plots.jl 開発状況(Road to plots 2.0) で紹介した通り,Plots.jlのバージョン2の開発が進んでいる。
そこで,そのバージョン 2
を試用できる環境を構築するスクリプトを作ってみた。
juliaのLibGit2
がよく分かっていないので,gitコマンドで構築する。
using Pkg function my_setup_plots_v2(env_path) wd_old = pwd() devplotpath = joinpath(env_path, "Plots.jl") cd(env_path) run(`git clone https://github.com/JuliaPlots/Plots.jl`) cd(devplotpath) run(`git checkout v2`) Pkg.activate(env_path) Pkg.develop(path=joinpath(devplotpath, "RecipesPipeline")) Pkg.develop(path=joinpath(devplotpath, "RecipesBase")) Pkg.develop(path=joinpath(devplotpath, "PlotsBase")) Pkg.develop(path=devplotpath) Pkg.precompile() cd(wd_old) nothing end
env_path
に環境を構築するフォルダを指定すると,その直下にPlots.jl
をcloneして
必要なモジュールをdevelop
する関数。
include("上記のソース.jl") my_setup_plots_v2("構築/する/環境の/フォルダ")
とかすると構築できる。
なお,上記の環境には別途GR
モジュールを手動で追加されたし。
で,使用例。
using Pkg path_env = "/home/ujimushi/test" Pkg.activate(path_env) using Plots import GR gr() plot(sin; title="Plots.jl Version 2のプレビュー環境", titlefontfamily="ipag") savefig(joinpath(path_env, "plots_v2_1st.png"))
デフォルトではバックエンドが指定されていないので,import GR
してからgr()
等が
必須となる。
それ以降の使い勝手は1.xとそれほど大きく変わらないのでは?と現状では推測している。