私はT-codeという漢直の入力方式を使っているのですが,ここ十年ぐらいは ほとんど入力環境に変化がありません。
大きくは二つで,
- Emacs上のtc.elという漢直入力環境
- mozc or Google日本語入力のローマ字変換テーブルで実現した漢直入力環境
です。
基本的にEmacsを使うことが多いのですが,Emacs以外の環境を使う時にはmozcを使ってt-codeの入力をしています。 t-codeは他の漢直方式よりも入力できる漢字数が少ないので,部首合成変換ができた方が便利です。
そこで,他の人とは違ってmozcのローマ字テーブルで強引に部首合成変換を実現しています。
環境構築のコンセプト
大体次のような感じでしょうか?
- マルチプラットフォーム(Linux,Windows両方とも使える)
- なるべく他人が作ったものを利用する。自分で作らない
- なるべく今までやってきた内容を変えない
- 長く使えるものを利用する
- ちょっとした補完やサジェストが効けばいいかな?
とにかく歳をとったので,新しい事を覚えることはしないで なるべく息長く利用できることを考えて環境を選択しています。
漢直の場合,補完やサジェストが一意に決まりやすいというのがあるので, それほど設定もなくそういうのが使える環境という意味で上記の二つの環境は どちらも気に入っています。
昔あった天狼とかすごく良かったのですが,個人のプロジェクトだとどうしても 突然メンテナンスされなくなって利用できなくなりがちです。
その点,mozcとかGoogle日本語入力とかはメンテナンスはずっと続きそうですし, Emacsの場合はtc.elを自分がこっそりメンテナンスし続ければ何とか使っていけそうな気もします。
Emacs上のtc.el環境について
標準のtc.elに加えて,tc.elに付属している「今ではもう動かない」tc-complete.elパッケージを
魔改造したtc-ac-complete.elを更に改造して使っています。
入力している風景は次のような感じです。

今ではほとんど使う人のいないauto-completeパッケージを利用して補完を実現しています。
mozcを利用した環境について
mozcの場合は,仮名漢字変換の変換元は平仮名しか登録できないので,ローマ字変換テーブルに 登録することで実現しています。
ですので,ほとんど変換はしていません。ただ,以前に入力した履歴がサジェストされることが あるので,それを再利用することでキーの入力数を減らしています。

Emacs以外の利用をもう少しするとサジェストも賢くなると思うのですが,あまり使っていないので, それほど賢くありません。
ネット上で漢直の情報を調べてみて
今漢直がどんな状態なのかググってみましたが,現在もメンテナンスされているのは KanchokuWSが目を引く感じでしょうか?
ただ,部首合成が後置式オンリーであるとか,Windows上しか使えないとかもあり, 少し使ってみましたが部首合成もtc.elとちょっと違っていて多分使わないかなぁという感じです。
【Alternative Typing Contest 10/1-31】ただいま実施中!とか, 新配列のみのタイピング大会をやっているみたいやけど,t-codeは新配列じゃないし, やってみたけど60文字ぐらいしか入力できないし,撮影面倒くさいから不参加で。
基本補助入力に頼るからタイピングの実力はあまりないんだよね。